【名月と伝統漁法】スクイで愛でる月見会2022が開催されました

9月13日(火)19:00〜、島原市長浜海岸のスクイにてスクイで愛でる月見会が開催されました。

新型コロナウイルスの影響により3年ぶりの開催となった月見会。

当日の模様をレポートします!

伝統漁法「スクイ」

島原市長浜海岸にある「スクイ」。

潮の干満差を利用し、石積みのなかに取り残された魚をとる伝統漁法です。

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今現在は生計を立てるほどの漁法として成り立ってはいませんが、年に一回「スクイまつり」が開催されています👇

スクイをテーマに歌を詠む

月見会のざっくりとした流れは↓のようなかんじ。19:00に現地集合、21:00には撤収完了するスケジュールです。

  1. 各人が持ち寄った俳句または和歌を詠む
  2. お弁当と持ち寄ったお酒で乾杯
  3. 月が昇ったら愛でる

当日は総勢19名の参加となりました。

まずは、みなさんが考えてきた俳句・短歌を短冊に書いて投句ボックスへ!

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お弁当を食べている間に、みんなでスクイをつくろう会の内田事務局長さんが応募作品を詠み上げていきます。

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天賞・地賞・人賞が用意されており、選ばれると豪華賞品をいただけるんだとか…!

俳句・和歌ガチ勢の方、チャンスかも?

尺八の音色が心地よい

歌が詠み終わったら、月が出るまで談笑タイム。

お酒を酌み交わしながら、会員の有吉さんによる尺八演奏が!荒城の月がエモすぎます。

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美しい尺八の音色、スクイに打ち寄せる波の音、虫の声。

なんとも贅沢な音の共演でした。

有明海に浮かぶ名月

そうこうしていると、有明海を挟んでお月様が登場。

シンプルに、とにかくとにかくキレイです。

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こちら👇は中秋の名月(満月)のときの写真。

光量が凄まじく、有明海でものごっつい存在感を放っています。

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ちなみに、スーパームーンのときにスクイに行ってみると、一眼レフカメラを持って方が数名いらっしゃることもありました。

意外と隠れたお月見スポットなのかもしれません。

スクイの楽しみ方、ひとそれぞれ

今回は「スクイで愛でる月見会2022」の様子をレポートしました。

キレイな月、尺八の音色、スクイの守り人たちの談笑。

なかなか味わうことのできないイベントでした。

お月見に趣を感じるのはある程度の年齢を重ねてからなのかもしれませんが、ちょっとした海辺散策にもスクイはオススメの場所です。

それぞれのやり方でスクイを楽しまれてみてください!

ではでは👐

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